フレグランスジャーナル社 発刊
辻 守著 香り選書11
「日本料理の神髄と香りの心 —情報メディアの進化と香り電送—」
- 株式会社ツジウエルネスクッキング代表取締役。
- 京都外国語大学フランス語学科卒業、同大学院英米語学科修士課程入学、辻学園調理師学校入社。
- 企画部、料理雑誌編集長兼商品開発室室長。
- 辻ウェルネス開発事業部長、取締役を経て現職。
- スマートライフマガジン、メゾン、プチフール、子ども料理絵本KIDS他多数料理雑誌を創刊。
- ITコンテンツELクッキングCDRなど創刊。
- 辻ウェルネスクッキングなんば校、近鉄あべのハルカス校にスマートキッチン採用。
- クリナップ大阪とのコラボによる辻ウェルネスクッキング梅田特別教室開校。
- 関西電力大阪南支店元エネルギー懇話会委員。
- 成田機内食会社JALロイヤル、関西空港機内食会社RIAC元経営委員。
- 兵庫県尼崎テクノランド・赤毛のアンのテーマレストラン「グリーンゲイブルズ」他多数の国際博のレストランをプロデュース。
- 世界親と子のクッキング大賞実行委員会委員長。食育活動は20有余年に及ぶ。大阪なんばに「香りWeb研究所」設立。
- フランステレコムR&D,エグザリアフランスと業務提携。四国電力、関西電力、東京電力ほかと香りWebコンテンツ開発。
- 財団法人店舗システム協会より「ユビキタスITネットワーク部門」で優秀賞受賞。
- 愛地球博・香りWeb出展。(社)電気学会・嗅覚センサーとディスプレイ調査専門委員会委員他。
- フランスエグザリア社アドバイザー。
- 2017年辻ウェルネスクッキングは創立100周年を迎えました。「家族の健康は家庭料理から」をテーマに、外国人のための「和食」レッスン開講をはじめ、シスターズ(姉妹)スクールなど、3年計画で全国主要都市にスクール展開を計画中。
図書推薦にあたって
フレグランスジャーナル社 代表取締役会長津野田 勲
「香りの図書館」館長(筑波大学名誉教授) 渋谷 達明
日本でテレビ放送が開始されて半世紀余り。数多くの料理番組が誕生しながら唯一変化の無い「この美味しそうな香りをお茶の間に届けられなくて残念です・・・。」という台詞。
著者は幼少期より身近に「料理」を感じながら育ち、特に父から聞いた「奇跡の人」として知られるヘレン・ケラー女史をもてなしたときの「五感を満たす料理」に影響を受け、いつしか(テレビから香りを出したい)と願望に駆られます。時は経ち、著者は小さい頃からの夢の実現に向けて門外漢の分野へ果敢に挑戦します。
本書は、料理と「香りWeb」分野のオーガナイザー・プロデューサー・プランナーとして第一線で活躍する著者が、日本で初めて料理の香りを「香りWeb」として開発、実用化に成功するまでの軌跡をまとめた一冊です。「オマール海老を炒めて白ワインを加えて・・」という映像やナレーションに合わせて、その美味しそうな香りがお茶の間に漂ってくるのも目前です。