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【免疫力アップでウイルス対策2】腸内デトックス(解毒)効果を高めて免疫力アップ!<クリックで詳細>
2020/04/01
健康的なカラダ作りの基本は、腸を健康にし、免疫力を高める食事から。腸は最大の免疫器官と呼ばれる理由は、腸には、全身の60%以上のリンパ球が集中しているからです。
腸を健康にする。それが、免疫力をアップするポイント。
食生活では、腸の働きが活発になると、多くの機能がアップし、中でも免疫力が高まります。
それは、腸内のリンパ球により病原菌等に対し、抗体を作るからです。
腸を健康にするには、バランスよく食物繊維を摂ることが大切です。
食物繊維を多く含んでいる食材としては、リンゴ、きのこ、海藻類、レンコン、ブロッコリー、ごぼう、豆類、納豆、ひじき、しょうが、にんじん、キウイ等があります。
食物繊維には、食物の中の有害物質を吸着させ、便として排出するデトックス(解毒)効果があります。体内にたまった老廃物を輩出する割合は、便が75%、尿が20%、汗が3%ですが、食物繊維が重要な働きをしています。
また、水に溶けたペクチン等の粘性を持った食物繊維は、デトックス(解毒)効果があり、腸内環境を整えます。
ちなみに、大腸を動かしている最大の物質は、食物繊維が分解されてできた酪酸。また、小腸の免疫力アップには、グルタミンが効果を発揮します。グルタミン酸とは、異なります。
グルタミンは、体内で合成されますが、魚や玄米、玉子などに多く含まれています。このような食材や食品を使うように心掛け、丈夫なカラダ作りを目指しましょう。
免疫力を高めるには、老廃物を輩出することが大切ですので、まずは、腸の反応を促す、朝起きた時のコップ1杯の水から始めてみてはいかがですか。
そして、前述の食材等をバランスよく使った料理で、さらに免疫を高めてみませんか。
辻ウェルネスクッキング 副校長 辻ヒロミ